武庫川渓谷で廃線ウォークと温泉のリラックス
日本には多くの廃線があります。
そして大阪のすぐ側、宝塚に廃線ウォークできる場所があります。
そこは武庫川渓谷沿いを通った旧JR福知山線で、「武庫川渓谷」で検索すればたくさん出て来ます。
場所はJR宝塚駅の1つ先の駅であるJR生瀬駅からJR武田尾温泉駅の間です。
- 概要
- かつて機関車が走っていたJR福知山線廃線敷。武庫川の渓谷沿いに続く約4.7㎞の廃線敷は、長らく立ち入りが禁止されていましたが、2016年に自己責任を原則としたハイキングコースとして一般開放されました。
- 廃線ウォーク体験
- 廃線ウォークをする際のアドバイス
- 武田尾温泉
概要
かつて機関車が走っていたJR福知山線廃線敷。
武庫川の渓谷沿いに続く約4.7㎞の廃線敷は、長らく立ち入りが禁止されていましたが、2016年に自己責任を原則としたハイキングコースとして一般開放されました。
上記は西宮観光協会HPからの引用です。
高低差はほとんどありませんが、武田尾温泉側が少しだけ高くなっています。
廃線ウォーク体験
JR生瀬駅到着、廃線ウォーク入り口へ
JR生瀬駅側からスタートしました。
JR生瀬駅はいたって普通の駅です。しかし駅前には周辺案内の看板がありそれに廃線ウォークへの行き方についても書いてあります。
駅の側には大手ではないコンビニがあります。
廃線ウォーク前最後のコンビニです。
ここでランチのおにぎりを購入しました。
一般道を15分ほど歩くと廃線ウォークに到着します。
廃線ウォーク開始
ウォーキングコースは枕木の道です。元は線路です。枕木が至る所に残っています。
ウォーキングコースのすぐ横には武庫川が流れ、荒々しい岩々と緑が多々あり見応えがあります。
そして廃線ウォークにはトンネルが5箇所あります。
どこも照明器具は設置されていないので真っ暗です。
特に2個目のトンネルは長く中間付近では出入り口の光すら見えません。壁にはせせらぎが流れ、コウモリの鳴き声が聞こえ、現に天井を照らすとコウモリが飛んでいます。
トンネルの出口に近づくにつれて徐々に見えてくる緑のトンネルは感動的に素晴らしく感じます。
3個目のトンネル後は古びた赤鉄橋があります。格好のSNS映えスポットです。
スタートから1時間半、親水公園というところにつきました。
ベンチもあって格好の休憩スポットなのでここでランチにしました。
なおここで初めて他の廃線ウォーカーに遭遇しました。
「親水公園」という名前だけあって川に降りて水遊びできます。
この後短いトンネルを抜けると普通の道に出ます。
それを道なりに歩くとJR武田尾駅に到着しました。
廃線ウォークをする際のアドバイス
- 懐中電灯など照明器具は絶対にあった方がいい
- 運動不足の人でも大丈夫と思う
- スニーカーやランニングシューズで大丈夫
- トイレはありません、駅で済ませましょう。
- JR武田尾駅のそばに駐車場あり(1日500円)
トンネルは真っ暗です。この暗さの中ではiphone7の照明は全くの力不足です。
武田尾温泉
運動の後は温泉です。
付近には「紅葉館別邸あざれ」と「武田尾温泉元湯」という2件の温泉があります。
JR武田尾駅からは徒歩で行ける距離です。
ただしどちらも高いです。今回はホームページで見る感じ綺麗そうな「紅葉館別邸あざれ」に行くことにしました。
「あざれ」は足湯を備えています。
しかし写真のような感じで虫が多そうです。
入浴料はタオル・バスタオル・アメニティ及び鍵付きロッカーありで1800円。
お湯は無色透明でかすかに硫黄臭がします。癖が少なくでも温泉的で個人的には好感の持てるタイプの温泉です。
中は綺麗ですが内風呂と小さな露天風呂のみでした。(お客さんが誰もいなかったので撮らせてもらいました)
お湯は最高です。旅館自体は非常に綺麗で非日常的なところでした。
家族で廃線ウォークを楽しんで、ここに泊まったら最高の思い出になるでしょう。