紅葉シーズンに紅葉で有名な京都の東福寺に行ってきた。
11月25日、京都は紅葉シーズン真っ最中です。
京都の紅葉の名所と行ったら何箇所もありますが、有名どころで行ったら東福寺や 永観堂といったところでしょう。
普通のおじさんはとりあえず有名どころに行きます。
東福寺
京都駅から歩いていきましたが、東福寺駅を超えたあたりから人の数が物凄く増え、境内エリアに入ると渋滞しだします。臥雲橋あたりは大渋滞で係員の方が写真撮影禁止と呼びかけていました。
通り過ぎる一時しか眺めれませんが通天橋にかけての景色は絶景でした。
写真に収めることもゆっくり見ることもできないのが残念です。
そうして人の流れに乗ってとりあえず通天橋に入場します。
入場券は400円でスムーズに買うことができました。
しかし通天橋に入場した途端ディズニーランドクラスの大渋滞でほとんど進みません。
それにしても景色はほんとに綺麗です。
人が多すぎて全くリラックスできませんが景色は最高です。
人の波にもまれつつ景色を見ながら進み、通天橋に入ってから出口まで約一時間でした。
即宗院
通天橋でかなり疲れました。ゆったりしたいです。
幸いこの時期は様々な寺院で特別公開が行われています。
そんな訳で東福寺3名橋である偃月橋を渡ったところにある特別公開中の2つの寺院に行きました。
通天橋のすぐ側なのに人はそんなに多くありません。
その内の1つ即宗院は偃月橋を渡って右側にある寺院になります。入場料は300円です。
こじんまりとした寺院で、庭に椅子があり眺めながらゆっくり出来ます。
薩摩藩とゆかりが深くちょっと登れば明治維新で戦死した薩摩の方の供養塔もあって興味深いです。
紅葉も綺麗で人も少なく人混みに疲れたらおすすめです。
龍吟庵
龍吟庵は偃月橋を渡って真正面にある寺院になります。
入場料は500円です。
ここは良かったです。
国内でも貴重な応仁の乱以前の建築らしいです。
方丈の三方にはそれぞれ庭が、一方には開山堂があります。
庭は全て重森三玲作です。
庭の一つ「龍の庭」は白砂と黒砂を用いた枯山水でダイナミックです。
紅葉が映えて息を飲む景観を作り出しています。
そして「不離の庭」は赤砂を用いた枯山水で不思議な感じです。
定期的にガイドが案内しておりその話を聞くと理解が深まって面白いです。
通天橋でなくてここを目的にしてもいいくらい素晴らしかったのでぜひ訪れることをお勧めします。