バブルに抵抗するのは大変!仮想通貨投機とその教訓
2017年後半は仮想通貨がテレビなどでも話題になりました。
私も2015年頃に選択さんのブロックチェーンに関する記事を読んでから気になっていて、ブロックチェーンや仮想通貨について調べてきました。仮想通貨が何かはよく分からないままですが。。
2017年12月にはそんな仮想通貨のニュースや広告をよく見るようになりました。バブルの様相を呈していました。そして主要な新聞社等の記事はあきらかなバブルだのチューリップバブルの再来だの実態がないだのと言っており、私が愛読する選択さんも火傷にご注意と書いています。
しかしツイッター上ではよく分からない人達が「チューリップバブルとは全く違う」「どうさまだまだ上がるのに、バブルとか言ってる人はバカだね」とかさらに上がることを予期している声で溢れていました。
そしてそのツイートを、普段投資はしてないけど時代の先端は行ってると自負してそうな頭の良さそうな一流企業勤めっぽい人たちがリツイートしています。
仮想通貨とは何かを理解せず、投資家もどきのギャンブラーの期待だけで相場が上がっている様相が伺えます。
期待だけで上がっていく相場はまさにバブルです。
しかし「バブルには乗ったおけ」という格言もあります。
そんなわけで私も乗ろうとしました。予算はボーナスの一部で失ったら悲しいレベルで済む20万です。
12月中旬にGMOコインの口座開設を申請しました。しかしバブルだけあって1月になっても申請がおりません。そこであのCoincheckに申請しました。
こちらは速やかに申請がおりました。Coincheckは仕事が早いです。
そして取り扱うコインの種類も多いです。最高です。
1月半ばには入金してあのNEMとリップルを10万づつ購入しました。
バブルなので安くて大量に購入できるコインを選択です。そしてネットで煽られていたコイン達でもあります。
NEMは120円くらい、リップルは180円くらいでした。バブルに乗ったことに一安心していると1月26日にCoincheck事件が起きました。
そこ間、Coincheckでの取引は不能であり3月12日取引再開される頃には70円台にまで落ちていました。
バブルが弾けていることは明らかなのですぐにリップルを日本円に換金しました。NEMの補償と合わせて残金は10万円です。2ヶ月で半額になってしまいました。
悲しい。
バックがしっかりしているGMOコインの申請が降りるのを待つべきでした。
バブルの恐ろしいところはバブルと分かっていても乗り遅れるのが怖く「急がないと!」と感じてしまうことです。
そしてこの原資に生活必需資金や借金を使ってしまったら目も当てられない状況になります。
今回はバブルに乗り損ね投入金も減って悲しい程度ですみました。
しかしなぜ多くの人がバブルとともに消えていくのかわかった気がしました。
現在は残った10万をGMOコインに移して少しずつイーサリアムを購入しています。
ITバブルもはじけた後に生き残った企業が今を謳歌しています。
仮想通貨もはじけた今はチャンスかもしれません。