ノーモア普通のおじさん

ヒゲが濃ゆい30代普通のおじさんが、脱毛、資産運用、育て及び旅行について普通に綴ります。

1泊2日、琵琶湖1周1人旅

 

私は滋賀県にあまり馴染みがありません。

琵琶湖のイメージしかないのです。

しかし琵琶湖といったら格好の写真スポットであり、「琵琶湖行ってきたぞ、ガハハ」と会社で部下や同僚に自慢することができます。

そんなわけで琵琶湖に車で行ってきました。

1周をしようと思いましたが日帰りはきつそうなので1泊2日で予定を組みました。

湖西

湖西地域には、琵琶湖北西側地域に当たる高島市と分け方によっては大津市北側が入る見たいです。

白髭神社

白髭神社は「近江の厳島」とも呼ばれ湖上の鳥居が美しい神社になります。

そして国道に隣接しており立ち寄りやすいです。

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駐車場に車を泊めて湖上の鳥居に近づきます。

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絶景!水が綺麗!

なお交通量が多い国道を横断することになるので注意が必要です。

また紫式部が諸事情により都を離れて立ち寄った際に詠んだ歌碑があります。

しかし和歌とか俳句とか行ったものにはさっぱりの普通のおじさんにとっては長いするようなところではありません。

SNS映えする写真をドヤ顔でとったらさっさと次を目指すのが良いと思います。

メタセコイア並木

引き続き湖西地域を北上して冬のソナタの相乗効果で有名になった絶景のメタケイセコイア並木に向かいます。

ミーハーなおじさんにとって外すことはできない場所です。

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メタケイセコイヤが両脇に並ぶ約2.5kmのまっすぐな道です。あまり日本っぽくない景色です。

当初はメタセコイア並木南寄りのマキノピックランド の無料駐車場に車を泊めてその景色を堪能します。

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メタセコイア並木やや北部分には田んぼとメタセコイア並木がいい感じにコントラストしている所がありました。

路肩に一時停車してただただ景色を堪能します。

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なお車がちょくちょく通るので写真をとる際は注意が必要です。

長時間停車するならマキノピックランドの駐車場を利用するといいと思います。

海津

琵琶湖八景エリアの1つです。

このエリアは特に水が綺麗に感じました。

そして小洒落たカフェがあったので休憩です。

furudougu-kaizu.jp

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琵琶湖八景にも選ばれる景色を眺めらがら飲むコーヒーは最高でした。

そして次の日は会社で自慢できそうです。

湖北

湖北地域は琵琶湖北側及び北東側にあたり長浜市米原市が含まれます。

奥琵琶湖パークウェイ

琵琶湖北端部に景色の良さそうな半島があったので行ってみました。

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ここから長浜や彦根方向の景色は素晴らしいです。

伊吹山の威容、琵琶湖の美しい青及び水色、そして空の青の調和には息を飲むものがあります。

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道は落石が所々あり良くないですが気持ちいい木々の中の所々で琵琶湖が見えるいいドライブコースなので湖北に来た際はおすすめです。

そしてこの絶景もまさに琵琶湖という感じでかつ素晴らしいので、普通のおじさんでも大満足です。

長浜・黒壁スクエア

昔ながらの建造物が残り、それを活用した美術館・カフェなどが点在しているエリアです。長浜駅から徒歩圏内になります。

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車で来た場合、駐車場は何箇所かあるのでHPで事前に確認するといいと思います。

昔ながらの街並みを残し、かつ活気があっていい感じです。

ガラス館が多くあり、日本及びヨーロッパのガラス製品が購入できるほか体験プログラムもあるみたいです。

写真は黒壁スクエアで現在はガラス館になっています。

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黒壁スクエアの北西、ぶどうやキウイが頭上になっているディープなところを抜けると日本一の万華鏡もあります。

外観は全くオシャレじゃなく汚いですが、

中を覗くと非常に綺麗です。そして無料です。

なんたって日本一の万華鏡なので自慢できそうです。

さらに日本一の万華鏡から少し進んだところには大通寺というお寺があります。立派な山門です。

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そして本堂なども大きいです。本堂の中は未だに金ピカです。

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さすが大老井伊家領地だけあって江戸時代もこまめに整備する財力があったという事でしょうか。

建物については京都などのお寺に負けず劣らず見応えありです。

1つ残念なことは清掃が行き届いてなくて埃が溜まっていたことです。また、庭は手入れが不十分で名勝のわりにはただの雑草が伸びた庭という感じでした。 

なお大通寺の参道には小洒落た店が多いみたいなのでランチにはいいかもしれません。

醒ヶ井宿

中山道の宿場だった場所です。昔ながらの街並み、湧水そして梅花藻で有名な場所です。

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平日かつ夕方5時過ぎに行ったため人は少なかったです。

地蔵川は湧水が源泉となってい珍しい川で水は非常に綺麗で冷たいです。

そしてその中に梅花藻が自生していて白い綺麗な花を咲かせています。

地蔵川沿いのベンチに腰掛けながら、葛餅やソフトクリームを食べるのは最高です。

醒ヶ井駅から徒歩で行けかつ付近に無料駐車場も何箇所かあるので、涼を求めてちょっと立ち寄るのに良いと思います。

そして、湧水大好きなおじさんにとって最高の場所でした。

湖東

湖東は琵琶湖の東側地域になり、彦根近江八幡が含まれます。 

彦根

彦根城ひこにゃんで有名な街であり、滋賀県有数の観光地です。

www.hikoneshi.com

彦根城内の駐車場に車を停めます。何箇所かあり基本的にどこも1日400円みたいです。

また主要な観光スポットは徒歩圏内です。

今回は彦根城彦根城博物館、開国博物館及び玄宮園の入場料が含まれた共通券を購入しました。

当初表御門から彦根城に登ります。山の上にお城があるため少し暑くなるくらいは階段を登ります。

それにしても城壁が美しいです。

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そして頂上広場に到着すると、小ぶりだけど立派な天守閣の全容を確認することができます。

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天守閣の頂上からの景色です。絶景です。

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なお中の階段はものすごく急(ほとんど直角)なのでたとえ長いスカートでも下から丸見えです。

3重層を経由して黒御門から下におり玄宮園に向かいます。

玄宮園は池泉回遊式庭園で井伊の大名庭園です。

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庭と彦根城コントラストが最高です。

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土曜でしたが人は彦根城に比べると少なく、茶室もあるので庭園とお城を眺めながらゆったりお茶するのも最高です。

お茶休憩を挟んで開国記念館に向かいます。

女城主直虎の企画展示と発掘調査の展示がされていました。

興味がある人には良いと思います。

最後に博物館に行きます。

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良く整備されていて、展示品も厳選されています。

下は井伊直弼の赤揃え。

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よくある県立◯◯博物館と比べると非常に素晴らしいです。

藩の政所であった表御殿が隣接しており、博物館から繋がっています。

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値段に比べて満足度の高い博物館なのでぜひ訪れることをおすすめします。

なお、この博物館前で1日何回かひこにゃんが登場します。

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もじもじしていました。

登場時間が券売所に記載してあるので確認してください。

4箇所回るのに半日は要しました。

彦根城そばの夢京橋キャッスルロードでランチをして次へ向かいます。

東近江

やはり織田信長の城であり、日本初の本格的な天守閣を備えた城である安土城跡は外せません。

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安土山は標高199mあります。その頂上付近に天守閣跡はあるため、道のりは必然的に山登りのようになります。

城の大半は戦国時代に燃え尽き、今は石垣と一部寺社施設が残るのみです。

駐車場は無料ですが、トイレは200円、入場料は700円かかります。

入り口付近に杖があるので必ず借りましょう。

あるとだいぶ楽です。状況が許せば2本借りたいくらいです。

頂上からの景色は最高です。

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下り道途中には当時の寺社が一部残っています。

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なお所要時間ですが、パンフレットでは往復1時間45分から90分となっています。

また、ヒールやサンダルは絶対に避けた方が良いです。

安土桃山時代に思いを馳せるには良い場所だと思います。

その後、安土城から八幡堀周辺に向かいます。

日牟禮八幡宮に広い無料駐車場があるのでそこに駐車します。

八幡堀周辺は昔の街並みが保存されています。八幡堀沿いに道が整備されておりそこを歩くのも気持ちいいです。

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八幡水郷巡りを体験したかったですが時間の関係で今回は断念。

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宿泊

お金のないおじさんにとって宿泊は安く済ませたいものです。

そして観光メインでいると、宿泊場所で過ごす時間は少なく、寝床とシャワーなどの設備さえあればよく、プライベート空間はさして重要ではありません。よって基本的にはゲストハウスが主体になります。今回は彦根のゲストハウスに止まりました。

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駐車場はわかりにくいですが平和堂駐車場到着時に電話することで迎えに来てもらえます。

共有部分は古民家ですが、宿泊部分は別棟になっていて綺麗で快適です。

付近には夢京橋キャッスルロード沿いなど外食するところもあります。

滋賀県には大津の他はここしが安宿はないようです。名所が多い湖北・湖東を巡るならここを拠点とするのもいいかもしれません。

地酒

郷土料理屋で滋賀の地酒を試飲しました。

そして気に入った酒造です。

 

www.matsunotsukasa.com

置いている所は少ないみたいです。日牟禮八幡宮前の中島酒店でようやく見つけることができました。

そして普通のおじさんにとって、あまり有名ではないけれど美味しいお酒を見つけてドヤ顔することこそ楽しいものはありません。

 

琵琶湖周辺1周して思ったことは滋賀県の観光ポテンシャルの高さです。

現地に行くと次から次に新たに行きたいスポットを発見してしまいます。

京都・奈良の影に隠れがちですがこのエリアも長い歴史を持っているのです。

そして影に隠れているからこそ、「ガハハ」と自慢したいおじさんにとっては散策に良い場所かもしれません。

特に湖北、湖東ではまだまだ巡りたい所はあります。

滋賀県、ハマりそうです。