昔は株価が高かった銘柄TEVA(テバ)を買ってみたら結局暴落した。
テバはイスラエルの製薬会社でアメリカ株式市場にも上場しています。世界的な企業でジェネリック医薬品では世界最大です。
私が目をつけたのは2017年です。
今まで製薬業界はよく分からなかったので避けていました。
しかしなぜかその時は製薬に注目したのです。
バイオ電子薬など今後市場が創出されそうな事業があったからです。
しかしどこに投資すればいいか分かりません。
そんな中「一般の製薬は今後大変だがジェネリック医薬品は市場が拡大する」という記事をどこかで見つけました。
そういうわけでジェネリック医薬品で世界最大のテバに注目したのです。
注目した当時、2016年には最高70ドル近くあった株価が徐々に下落して2017年代には30ドル前後まで下がっているところでした。
業績を確認した感じ一貫性がなく、微妙な感じです。
営業利益率も魅力的ではありません。
しかし、一攫千金の雑念にとらわれていたため、「ジェネリック医薬品の市場が拡大して将来的には70ドル台まで戻るはず」という希望的観測にとらわれてしまいました。
そして購入したのです。
当初は上がりも下がりもしませんでした。
配当金も良かったです。
しかし2017年8月3日に事件が起こりました。
その日は2Qの発表がありました。
まさかの大幅な赤字です。(下の図では6'17)1
そして配当金も大幅な減額となりました。
そして直後から株価のフリーフォールです。
3日中に23ドルまで下がり、4日にはさらに下がって20ドル、その後も下がって10日には17ドル台まで行きました。
下がり始めた直後から、今後の株価の回復は厳しいまたは相当な時間を要しそうだと感じ色々ニュースなどを調べました。
17ドルまで下がった時点で損切りを決心し、17ドルちょっとで売却しました。
元値から大きく下がったことも悲しいですが、迅速に損切りできなかったことも悔やまれます。
そしてその後は20ドル台まで戻したこともまた悲しいですが、今は17ドル前後になっています。
ジェネリック医薬品や承認プロセスもろくに知らずに勢いで購入してしまったことが悔やまれます。「理解できない企業の株式を購入すべきでない」とはまさにその通りでした。
高い勉強代でした。