ノーモア普通のおじさん

ヒゲが濃ゆい30代普通のおじさんが、脱毛、資産運用、育て及び旅行について普通に綴ります。

茶色い小さい虫、シバンムシが大量発生したのでバルサンで退治した。

最近家の中で赤茶色い小さい虫を見るようになりました。

私はこの虫を知っています。

その名は「シバンムシ」です。

家の中の茶色い小さい虫は「シバンムシ」かも?対策と駆除方法まとめ

今回はこのシバンムシが和室で発生しそれを退治したので紹介します。

シバンムシ発生

シバンムシと私

シバンムシには苦い思い出があります。熊本の比較的新しい賃貸に住んでいた当時、茶色い小さい虫がよく部屋の中を飛んでいました。そしてキッチン周辺にはよく死骸が落ちていました。そんなに気にしていなかったのですが、ある日野菜炒めを作っていて、調味料のパプリカを振りかけたら大量にシバンムシが出てきました。

びっくり仰天で気絶しそうでした。

そんなトラウマの虫がシバンムシです。

シバンムシ自体に害はありません。

しかし食品に入り込んだり、畳や布を食い破ったりします。

さらにアリガタハチというハチがシバンムシに寄ってきます。

こいつは人間を刺し、痛くて腫れるそうです。

特に子供がいる家庭には大問題です。

シバンムシの発生源

部屋の中で何度か見かけたということはどこかに発生源ができてしまっています。

そこには卵・幼虫そして成虫のシバンムシが蠢いています。

発生源の除去は極めて重要です。

今回は和室で死骸を見かけることが多く、基本的に畳の上です。

さらに畳にはこんな穴が!

f:id:msetsu:20181017202952j:plain
間違いなくシバンムシが食い破った穴です。

畳が発生源と踏んで畳をめくってみるとそこにはシバンムシの死骸が!

f:id:msetsu:20181017202939j:plain

そして畳の縁にはシバンムシが。

f:id:msetsu:20181017202932j:plain

ほぼ畳が発生源で間違いないでしょう。

畳に巣食ったシバンムシの対処要領

発生源を処分すればシバンムシはいなくなりますが畳だと簡単に処分とはいきません。

ネットで調べた感じ

  • 畳を処分・張り替え
  • 専門業者に依頼(加熱処理)
  • 日干し
  • バルサ

が出てきました。

一番てっとり早く確実なのは畳の処分・張り替えです。

しかしこれには金がかかります。

さらに社宅という特性から、退去時にまた畳を張り替えなければならない可能性があって2回張り替えともなると無駄な出費です。

次いで確実な専門業者への依頼もそれなりの金が必要になります。

日干しは本当に効果があるのか怪しいと思うので今回はパスです。

バルサンは成虫には効果がありますが畳の中にまでは成分が届かないと書いてあります。

しかし畳を上げて、がっつり部屋を密閉して長時間バルサンを炊けば畳の中にまで浸透すると信じて試してみることにしました。

バルサンとは

大きく2種類あってダニなどメジャーな虫が対象の通常バルサンと、シバンムシなどマイナーな虫が対象のバルサンいや~な虫があります。

今回使用するのはバルサンいや~な虫です。

しかしこれがなかなか売っていません。

家のそばにあるドラッグストアのココカラファイン、ウェルシア共にありませんでした。

ホームセンターのコーナンにはあるだろうと思いましたがバルサン自体がありません。それもそのはず、バルサンは第2種医薬品です。なので薬剤師か登録販売者がいるところにしか売っていないのです。基本的にはドラッグストアが見つけやすいでしょう。

いや~な虫がどうしても見つからなかったので仕方なくネットで購入しました。

バルサンを焚いてみた

バルサンが届いた翌日焚いてみました。

もうシバンムシを許しません。

約半日にわたる大作戦です。

バルサン前の準備

まずは部屋のものをほとんど出しました。

そして次に畳を全部あげました。

マイナスドライバーを畳に差し込んであげていきます。

f:id:msetsu:20181017203555j:plain

畳の下には相変わらずシバンムシが!

そしてこんな気持ち悪い虫もいました。

f:id:msetsu:20181017203707j:plain

これはヤマトシミという虫です。

畳の下など暗いところにいます。

壁紙などを好むらしいです。

害はないようです。

それにしても畳下の防虫加工の文字が虚しく響いていました。

f:id:msetsu:20181017204013j:plain

最終的にはこんな感じになりました。

f:id:msetsu:20181017203744j:plain

バルサン点火!火災警報器作動!

部屋の中央にバルサンを置いていよいよ点火です。

古い賃貸住宅の下見に行った際にほのかに香る匂いが強烈にします。臭いです。

あとは部屋を閉め切って、しばらくゆっくりティータイム、と思ったら「火災です、火災です」とピコピコなり始めました。

バルサンの煙に火災警報器が反応したようです。

急いで警報機を停止してバルサン付属のカバーを取り付けました。

f:id:msetsu:20181017204020j:plain

警報器は電気を切るかカバーをつけましょう。

その後は約3時間待ちました。

換気と現状復帰

3時間後部屋を開けるとバルサンが充満して霞んでいます。

床には虫たちの死骸が! 

f:id:msetsu:20181017204223j:plain

臭くて現状復帰も何もできないので、窓を全開にして再びしばらく待って、その後に元の状態に戻しました。

その後

バルサン後1週間経ちますがシバンムシは現れていません。

バルサンしたのが10月半ば。

成虫は10月から11月に多い傾向であり、駆逐できていないならとっくに現れてもよさそうです。

引き続き要経過監視です。

2週間後

シバンムシは現れません。

ネットで見る限りバルサンじゃ厳しいかも。。と思っていましたがマジに駆逐できたのかもしれません。

3週間後

シバンムシ は現れず。

そろそろ駆逐宣言できそうです。

1ヶ月後

シバンムシ 現れず。

駆逐完了。