ノーモア普通のおじさん

ヒゲが濃ゆい30代普通のおじさんが、脱毛、資産運用、育て及び旅行について普通に綴ります。

大塚国際美術館は欧米の傑作を鑑賞できる最強スポット、海外の美術館に行く必要なし?

徳島にある大塚国際美術館に行ってきました。

2018年の紅白歌合戦で使用された場所でもあり、その名を聞いたことがある方も多いと思います。

本物そっくりの名画が展示されているところです。

しかし本物志向の方はこんなものに見向きもしないかもしれません。

私も「ネタになる」くらいの軽い気持ちで訪れたところ非常に良くて、もう本物見にいく必要ないよね、となってしまいました。

そんな大塚国際美術館を紹介します。

大塚国際美術館とは

陶板に焼成された欧米の傑作名画を中心に約1000点も展示されています。

時代も古代から現代美術かで様々です。

それだけの作品を展示する美術館は広大で、延べ床面積は29,412㎡で新国立美術館に次ぐ日本2番目の広さを誇っています。

大塚国際美術館|徳島県鳴門市にある陶板名画美術館

アクセス

鳴門公園にあります。

徳島市内からは下道で1時間くらいです。そして意外ですが神戸からも高速で1時間くらいです。

鳴門公園には高速バスが停まるので実は神戸からもアクセスしやすくなっています。

駐車場も広く私有車で行っても大丈夫でしょう。

なお駐車場から美術館は離れており歩いて10分以上はかかります。

このため無料シャトルバスが運行されています。

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料金

大人は3240もします。

日本一の高さだそうです。

ただ小~高校生は540円です。

高校生以下には優しい美術館です。

安く入れないものか。

コンビニ等で購入できる前売り券でせいぜい140円安くなる程度です。

そして私有車で来た場合、間違えても前売り券チケットを車内に忘れないように。

駐車場まで距離が離れているのでかなり時間の無駄になります。

レプリカならではの魅力

本物の作品って意外と大したことなかったりしませんか?

いや、もちろん凄いんですけどそれが理解できる素地が備わっていない人にとってはわざわざ数10万も支払ってヨーロッパやアメリカに行ってもコスパが悪かったりします。

しかも名画は各国の様々な美術館等にあるので全部見るのはほぼ不可能です。

さらに行ったところで近くで見ることができなかったりします。

写真を撮るにしても満足に撮れません。

それに比べてレプリカがある場所はせいぜい徳島、日本全国どこから来ようと交通費で10万円かかることは少ないでしょう。

そして作品も人類が恒久的に残すべき作品が万遍なく鑑賞できます。

どんな作品があるの?

レプリカと侮るなかれ、すべて等身大であり圧巻です。

システィーナ礼拝堂モナリザゴッホゲルニカ、意味不明な現代美術まで様々な作品があります。

以下代表的な作品の写真です。

本物の方がもちろん味があると思います。

しかし素人の目から見たらどちらにしろ圧巻です。

古代~中世

カッパドキアシスティーナ礼拝堂など圧倒する作品が多数あります。

また中世になると宗教画が多いです。

地下3階を中心に展示されています。

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ルネサンス

地下2階を中心に展示されています。

レオナルド・ダ・ビンチやボッティチェリなど教科書で出てくる絵はほとんどあるんじゃないかというレベルであります。

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近代

ここら辺になると個人的には圧倒されるというよりリラックスさせる感じの絵になってきます。

地下1階を中心に展示されています。

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現代

もはや抽象化されすぎて何を表しているのか私レベルには分かりません。

1階及び2階を中心に展示されています。

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見て回るのにどれくらいの時間が必要?

私の場合、10時過ぎに入館して15時半くらいまでいました。

いかんせん広いので休憩しながらゆっくり見て回りました。

しかしそれでも約1000点の展示の内、半分くらいしか集中して鑑賞できなかったと思います。

完全に個人によりますが、パパッと見るなら4時間、じっくり見るなら2日くらいあった方が良さそうです。

パパッと見るなら関西からバスツアー参加の日帰りできますし、じっくり見るなら宿泊も検討すべきだと思います。

周辺はリゾートホテルが立ち並んでいます。

太平洋に面したビーチを有しており、美術館で疲れた頭を、鳴門海峡大橋を眺めながらビーチでリラックスなんてことも良さそうてます。

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子供も楽しめる!

  • レプリカ・陶板なので触るも自由
  • 騒がしい美術館なので騒いでも大して問題なし
  • カフェが充実
  • 楽しいコスプレ
  • 開放的な芝生の庭
  • 子供も興味津々にさせる圧倒的スケールの作品

子供にとっては楽しめるだけじゃなくて感性を磨くこともできます。

また義務教育および高校では美術や歴史の授業があります。

そこで学んだものを実物大で大量に鑑賞できる、これほど教育効果を高められることはないでしょう。

まとめ

今まで数々の美術館に行きました。

ルーブル美術館ウフィツィ美術館、ウィーン美術史美術館、国立西洋美術館などなど。

しかしどこにも劣らず、いやむしろ超越して満足でした。

というかゲルニカとか実物見にスペイン行きたいな〜なんて思っていましたが、もうどうでもよくなりました。

子供がもう少し大きくなったら連れて行きたいし、私自身も年一回くらい行くのも悪くないなと思いました。