育児しつつ基本情報処理試験に合格
最近ずっと個人でアプリ開発ばかりしています。個人の場合、何か残るものが欲しいところであり、そんな中基本情報処理という資格があることを知りました。しかし取ったからといって転職できるようなものでもなく、資格よりもプロダクトを作った方がよっぽど価値はあり、勉強に時間をかけるなら、その時間でアプリ開発した方がいいと思い特に受験する気は起こりませんでした。
しかし昨年夏に子供ができて、それ以降育児のためアプリ開発の時間に大幅に制限を受けるようになり、できるのは休日の朝早い時間くらいになってしまいました。
だいたいは下の子を抱いているか、上の子の対応で時間を費やす日々、なんかもったいなく感じます。
抱っこしながらできることはないかと考えていた時に、基本情報処理試験の受験を思いつきました。
勉強期間
2月初旬に思い立ち、5月ゴールデンウィーク明けに受験しました。
現在基本情報処理試験はパソコンを使った受験になり、各県複数ある試験会場で空きがある限りは好きなところで受験できます。また午前試験と午後試験は別の日、別の場所で受けることができます。私は午前試験の一週間後に午後試験を受けました。
なお予約は早くしておくに越したことはありません。
私は一ヶ月前に予約開始しましたが、受験会場が埋まってたりして、わざわざ遠くまで行きました。(後で変更可能)
勉強要領
子供を抱っこしている時に下のサイトで主に勉強しました。
データベースとかメモリとか2進数や回路など知識不足も明らかになり次の本をAmazonで購入
抱っこしながら読んで、サイトの過去問を解いて勉強しました。
午前試験は抱っこしながらでだいたい勉強できました。(一部は頭の中だけではできず紙とペンは必要でしたが)
ただ午後試験は結構難しく、紙とペンが必要な問題が大半です。
また1問に対して読み込みが必要で集中力をかなり使います。抱っこしながらはキツイのでこれは仕事の昼休み中にやりました。(アプリ開発を優先するためパソコン使える時はそっちを優先)
勉強時間は午前試験に比べるとどうしても少なくなりました。
総勉強時間は午前が大体60時間くらい、午後が30時間くらいだと思います。
どうしても抱っこしながら勉強していたので、午後試験はあまりできませんでした。試験前1週間にアプリ開発時間を削ってある程度時間を確保しました。
ただし私の場合、ITパスポートと情報セキュリティマネジメントを5年くらい前になりますが取得しており、午後試験のアルゴリズムやプログラミングも趣味ではあるもアプリ開発をやっていたり仕事で個人的にマクロを組むこともあったため、初学者ではあるもののイメージはあったため多少勉強時間が少なく済んだかもしれません。
多少必要な知識を得ることができる
プログラミングの勉強を独学の場合、よく分かってないまま進めていきます。それである程度対応できるし、本業は別なので効率性もそんなに気にしません。
しかし今回勉強を通して、ポインタ、メモリ、正規化、回路と2進数の関係等なんか聞くけどよく分かってなかったことが分かるようになりました。
ドキュメントや参考書を読む際に活かせてます。
結果
5月27日に合格発表があり、合格でした。(なお午前80点と午後62.5点でした。点数は午前、午後それぞれ終わったらすぐにメールで通知されます。)
引き続き子供の世話でパソコンに触れなさそうなら応用技術処理も受けてみようかと迷っているところです。
DXが叫ばれている昨今、会社によくいるIT音痴だけどその必要性は感じている人に、ITパスポートと基本情報処理技術者資格は結構効果的です。育児により子供から手を離せず時間を有効に活用できない方はスマホがあれば勉強できるのでやってみてもいいのではないでしょうか。