大峰山寺参拝は山登り、関西男子は必ず行かされる世界遺産
日本には男女平等の世の中、未だに女性立ち入り禁止の場所があります。
それは奈良県・天川村の山上ヶ岳の頂上付近にある大峰山寺です。
そしてなんと世界遺産にも登録されています。
嘘か誠か分かりませんが、関西在住の男は小学生くらいまでに1度は登らされるらしい山寺です。
アクセス
大峰茶屋がメジャーな入山口です。
駐車料は1時間以内400円、日帰り登山1000円です。
茶屋前の橋を越えてすぐに有名な女人結界門があり、ここが入り口になります。
大峰山寺参拝登山
山上ヶ岳は標高1719mにもなります。
つまりそこに行くのは登山になります。
全般的に道は歩きやすいですが、一部鎖を使用して登るところがあります。
往路は約3時間、復路は2時間でした。
現在でも修行僧が登る山だけあって途中に茶屋などのユニークな施設があります。
洞辻茶屋手前から大峯奥駈道に入ります。
普通の山にはない、独特な雰囲気の茶屋を何箇所か通過します。
また途中には鐘掛け岩や西の覗きといった修行スポットがあります。
西の覗きでは、子供が「宿題やるか〜、お父さんお母さんの言うこと聞くか〜」って言われてました。
下はその写真で、前の岩から身を乗り出します。
山頂付近には宿坊が4箇所と大峰山寺本堂がありました。
本堂すぐそばには山上カ岳頂上があります。
本堂エリアで昼食をとっている人もいましたが、神聖な場所であるためあまり良くない気がします。
宿坊の中で食べましょう(特にお金を取られる訳ではありません。)
昼食後は来た道を降りて帰りました。
修行僧の方などはさらに山奥に入っていくそうです。
補足
- 行者さんや登山者への挨拶フレーズは「ようお参り」
- トイレは登山道にあり、ただし綺麗なトイレは大峰茶屋が最後
- 山伏に遭遇することあり
まとめ
世界遺産だけあって、雄大な景色の中に宗教的建造物が溶け込んで素晴らしかったです。
また修行ツアー参加者の他、修行する山伏にも遭遇し時代が遡ったような感覚になります。
1人で淡々と登りましたが修行ツアーなどに参加するのも面白そうです。
せっかく関西に住むのなら1度くらいは登ってみるのも良いと思いました。