NHK契約員が訪問して来て50分間居座られた話
我が子が生まれて10日が経ちました。
出生届など公的申請関係は一段落し家でゆったりしていたところチャイムがなりました。夜7時半頃でした。
アマゾンかと思い開けたら、そこには見慣れぬ25〜35歳くらいの男が。
彼は言いました。
「通常契約は払ってもらっているが衛星放送については払っていない。見ていようが見ていまいが衛星放送受信設備があれば支払いは義務になります。NHKに対する不満はあると思います。なんとでも言ってください。ただ今回は出てきてもらった以上、規則として契約してもらうまで帰れない。」といきなり言ってきます。
完全に奇襲をくらった感じです。
私は普通のおじさんなのでそんなにバトルつもりはありません。そして普通のおじさんなのでNHK代はできれば払いたくないが、払えと追い込まれたらしぶしぶですが払います。
しかし今回はどうも契約員が信用できません。
NHKの偽契約員の可能性があると思いその旨を伝えます。そしたら、名刺(NHKの番号の他に、赤字で買いてある)を渡されて、ここに電話してくれと言います。ネットで調べてNHKの方に電話して確認するも営業時間外。赤字の方に電話する前にネットで出てくるか検索。出てこない。
「NHKと間違いなく確認できる電話番号に電話して確認した上で契約したいので後日にしてもらえないか。」と言うと、「それは無理です。規則上、契約してもらうまで帰れません。」と熱くなりながら一点張り。
IDなんかも見せてきます。免許証でもなんでも見せるし、写真を撮っても構わないといいます。かなり喧嘩腰です。
しかし、これらから完全に判断することはできません。
態度と人相からむしろ信用する気は全く起きません。
受信料のハガキがきていたのを思い出し、それを持ってきて、今から投函すると言うも、それはダメだと言う。「あなた未だに出していないでしょう、信用できない。」と言われる。
「お前もな!」と心の中で突っ込む。
今から目の前で記載して、あなたの目の前でポストに投函すると言うと、「それはあなたの都合でしょう。それはダメです。今この契約書に書いてもらわないとダメです。そうしないと会社の規則で私も帰れないんです。」とキレながら言われる。
訳がわかりません。
「いや契約は間違いなくできるんだからNHKの目的達成でしょう。」
と言うと「それはダメなんです。それはあなたの都合でしょう。ここに書いてもらわないとダメなんです。」と言われる。
なんか会話がうまくかみ合いません。
こちらは彼が信用できないから、信用の置ける別の手段で契約変更しようとしているのに。
はっきり言って彼の都合でしょう。
仮に彼が本物なら自分の成績にしたいのでしょう。
普通のおじさんは事なかれ主義でありバトルする気は起きないので、受信料を払う事自体はしぶしぶですが受け入れます。しかし、どうにも信用できないこの人に個人情報を教えるのは不安で仕方ありません。
再度契約書面を確認したいと言って中に入り、ネットでNHKホームページを開き衛星への契約変更の手続きを行いました。
その契約終了画面を持って、証拠の画面も見せながら、もうネットで契約した旨を伝えました。
すると「まだ支払いは終わってないですけどね。。名刺はあげます。明日、NHKに電話して確認してくださいよ。どうせ僕の顔が信頼できるような顔じゃなかっただけですから。」みたいなことをぶつぶつ言ってふてくされた態度で去って行きました。
彼は本物だったのかな、と思いながら、自分の手柄になる契約が取れなくて残念に思っているんだろうなーとか思いながら見ていました。
50分間くらい言い合ったり、外で待ってもらって色々調べたりして疲れてしまいました。落ち着いた気分が台無しです。
後日NHKに確認したら本物でした。
本物だとわかるとNHKに対してますます嫌悪感が湧いてきます。
NHKに苦情を申し入れました。
今回はすでに地上波は支払っていたため契約解除または衛星に契約変更というパターンしかなかったですが、まだNHK代を払っていない人は対処のしようがあると思うので、常日頃から断る理由を用意しておくのがいいと思います。(そもそもインターホンで出て、面と向かい合わないことが大事)
またボイスレコーダーやビデオで状況を撮っておくと、本当に帰らない場合は警察に電話して来てもらい追い払ってもらうこともできます。
ただし、NHKを見ていたらしっかり支払うのが筋だとは思いますが。
詐欺もあると思うので、払う意思があるのであれば、何も言わずに外で待たせておいてネットで契約というのも1つの手です。
(事前に言ってしまうとイラっとすることを言って来ます。)
しかし、NHKの契約員のこの態度はものすごく不快です。
かなり悪質な方の契約員だったのではないかと思います。
ずっと部屋の前に居座られ続け、警察を呼べばよかったと内心思っています。
そして、今回の件でNHKがますます嫌いになってしまいました。
彼が言うように受信料の支払いが義務なら税金と同じです。
最近で一番失望したのは平成29年台風21号の時です。何回も携帯に大和川が氾濫しそうなために緊急速報が入り、大和川やばいという情報がツイッターであふれている時も、NHKならと思ってつけるも見事に期待を裏切り選挙を流し続けます。
大和川の氾濫は大坂のかなりの地域が被害を受けるのでかなりの規模になります。
選挙も大事なのは理解できますが、台風情報は画面の横に情報を流すだけで少しの時間すら台風の被害情報や今後の注意点を流さないのは首を傾げざるを得ません。
民放が選挙を流し続けようがお金を払っている訳ではないのでいいのですが、お金を支払っているNHKまでこうだとさすがに許せません。
受信料を払う価値があるのかと思ってしまいました。
幸い私の家は水没を免れましたが、選挙報道の時にはすでに一部で氾濫が始まり被害が出ていたようです。
彼が言うように受信料の支払いが義務であるなら、それは税金であり、NHK職員も公務員と同じ位置付けにすべきです。
公務員になると政権の宣伝機関になってしまうから「税金」とはしないし、「公務員」にはしないのでしょうが、台風よりも現政権が優勢な状況をひたすら流し続けるなど、すでに政権の宣伝機関になってしまっている感は否めません。
放送法六十二条を基にNHKは服務に関する準則を公表していますが公務員のそれと比べると甘く見えます。公務員のように副業は厳密に禁止すべきですし、政治的な制約も求めるべきであり、ちょっとした服務事案も公表すべきです。
そして何より税金に見合った仕事をして欲しいものです。
NHKはほとんど見ません。ワールドニュースも朝食を取る時になんとなく付けているだけで、全くネットニュースに代換可能です。それで毎月2230円は正直高いです。
公共放送の必要性も含め議論が進んで欲しいものです。
愚痴っぽくなってしまいましたが、最近変な顔をするようになった我が子の写真を見て心を落ち着け、嫌なことは忘れることにしましょう。
*素人意見ですので間違いがあるかもしれません。鵜呑みしないようにお願いします。